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  • 執筆者の写真love karasu

日本製=高性能とも言い切れない

最近良く、「日本製のタイヤは良いのですか?」と言う質問を受けます。お答えします。


日本製=高性能、耐久性があるタイヤであるとは一概に言えない


と言うのがわたしの見解です。確かに日本製は、製造ムラが少なく品質管理も良いですし、ゴムの質感も多少良いです。


ただ、それでもパンクする時はするし、管理が適当だとすぐにひび割れます。結局は使い方次第なんです。


中国製だとしても、一流メーカーのタイヤは品質管理がしっかりしており、通常使用において特に問題は無いと思います。


私も高校生の頃に、通学用の自転車に中国製のタイヤを付けていましたが、何ら問題は無く、卒業するまでに2、3本のタイヤ交換で済んだのを覚えています。


ただし、中国製と言っても品質にかなりの差があります。あくまでも一流メーカー品の中国製の品質に問題が無いと言うだけで、耐久性に難ありの酷い品質のタイヤも存在しています。


選んでも大丈夫な有名メーカーとしては、


・シンコー

・パナレーサー

・IRC

・チェンシン

・シュワルベ


上記のメーカーのタイヤならまず大丈夫です。日本製が良い!と言う方はパナレーサーとIRCにラインナップがあるので、それをチョイスしてください(^^)


逆に選ばない方が良いメーカーは、


・KENDA(COSMOSタイヤ)

・INNOVA


この辺りですね。特にKENDAのCOSMOSと言うタイヤは非常に品質が悪く、新車に付いていたら即交換して下さい(^_^;)


ちなみに、お客様の自転車の修理をする際に目を疑う事があります。重量のある電動アシスト自転車に、上記の粗悪なタイヤが付いている事があるのです。これはいただけない。コスト削減のためとは言え、ユーザーの事を全く考えていない。


新車が履いているタイヤによって、メーカーの思想がわかります。コスト削減で安い事を売りにした自転車には、大概粗悪なタイヤが付いています。安けりゃ良いの弊害です。


ユーザーには分からないだろうと言う事で、激安自転車は平気でタイヤとチューブをコストダウンしてきます。本当はかなり重要で時には命に関わるパーツなのに…


話が逸れましたが、結論として「中国製」であれ、運用の仕方が非常に大事です。日本製のタイヤでも、空気圧不足ではすぐにひび割れてきますので、タイヤの空気圧を日ごろからしっかりと管理しましょう!

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