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修理代を安くする方法
いきなりセンセーショナルな題名ですが、皆さんも修理代をなるべく抑えたいと考えていませんか?
今回は修理代をなるべく安くするコツを教えます。言われてみれば当たり前の事ばかりですが、中々皆さん実行できていないんですよね。是非参考にしてください。
①パンクしたと思ったらすぐに自転車を降りて、絶対に乗らない事!
これ、本当に大事な話ですが、パンクしたと気付いたら絶対に自転車に乗らないで、すぐに降りて自転車を押してください。
まぁこれは言われなくてもわかる事かもしれませんが、パンクしたあとに気付かずに乗ってしまうと、タイヤとチューブが非常に痛みます。
下記の写真をご覧ください。

少し見にくいですが、囲みの中を見るとチューブが削れてしまっている事がお分かりいただけると思います。
当店がパンク修理に伺った際に非常に多いケースがこのパターンで、承り内容は「パンク修理」なのに、チューブを確認してみると写真のようにチューブが激しく損傷しており、「チューブ交換」となる事が多発しています。
もちろんパンクにすぐに気付くのは非常に難しいので、中々実行できないのですが、気付いたら早めに降車しましょう!気づかずに乗っていると、パンク修理で直るものがチューブ交換になってしまい、出費が増えます(^_^;)
②空気圧管理を徹底する!
皆さん空気はどれくらいの頻度で入れていますか?かなり無頓着な方が多いのですが、空気は必ず「ひと月に一度」は最低でも入れてください!
むしろ自転車を常用する方なら、2週間に一度でも良いでしょう。スポーツバイクの場合なら3日でも空気が抜けますから、最低でも1週間に一度はマストです!
さて、なぜ空気圧管理を徹底するかと言うと、答えは非常にシンプル。
「空気圧管理を徹底すれば、パンクの頻度を激減する事ができ、タイヤも長持ちする」からです!
先述した記事にも共通しますが、パンクの原因のメインは何かご存知でしょうか?異物貫通が最も多いと思われるかもしれませんが、実際は空気圧不足によるチューブ破損(リム打ちパンクと言います)がかなりの割合を占めています(^_^;)
そう、空気を入れるだけでタイヤもチューブも長持ち!…なのですが、これほどの情報社会なのに、まだまだ自転車のタイヤの空気圧管理に対する認識が広がっておらず、悲しいかな空気圧管理に敏感な人が少ないのが現実です。
必ず空気はしっかり入れましょう!自転車を快適に保てる重要作業です!これはお金がかかりませんので。これを強く意識するだけで、タイヤの寿命もアップし、節約につながりますよ(^^)
③チェーンに注油する!
修理の自転車を拝見する際に、かなりの確率で皆さんチェーンが錆びているか、潤いが足りていません…
そのせいでチェーンがかなり摩耗してしまい、交換するケースも良くあります。
チェーンのオイルは100均にすら売ってます。面倒がらずに注油を徹底して下さい!高級なオイルの方が長持ちして性能も抜群ですが、何も注さないよりは、100均のオイルでも注すだけでかなり違います!
こまめに注油すれば、チェーン交換の頻度を大幅に減らす事ができます。むしろ注油をしっかりしていれば、チェーンなんて数年は軽く使えます。そうそう擦り減る物ではありません。
チェーン交換になって無駄な出費をするくらいなら、100均でも良いのでオイルを買ってきて必ず注しましょう!
④迷ったらプロに任せる!
修理に伺うと、ご自身で修理された形跡のある自転車をたまに見かけます。何事も自分でやる精神は素晴らしいと思いますし、何とか頑張った事を責めるつもりはありません。
ただ、やはり修理箇所のおかしな所がいくつか見受けられる場合もしばしばあります。間違った修理を放置した結果、気付かないうちに症状が悪化してしまうケースが散見されます。
直したつもりが壊していた…なんて事にならないように、困った時はプロに相談しましょう!
⑤自転車カバーをかける
これも非常に重要な事ですが、皆さんは自転車を雨ざらしにしてはいませんか?自転車には雨は大敵なので、野外に屋根が無い場所に保管する時は必ず面倒がらずにカバーをかけて下さい!
これをするかしないかで、自転車のパーツの寿命が大幅に違ってきます。雨ざらしだと、ワイヤー、チェーン、ネジ類が錆びてしまいます。そうなると交換スパンが早くなってしまいます。
タイヤも紫外線を当てないようにするだけで、随分と寿命に差が出ます!
カバーをかけて雨に当たらないようにするだけで、綺麗に長持ちします。イコール、修理頻度が結果的に少なくなり節約になります。
以上、いかがだったでしょうか。終わってみれば当たり前の事しか書いてませんが、この当たり前を実行している方がなかなか少ないのが現状…(^_^;)
皆さんも普段から上記の事を心がけていただき、自転車を綺麗に保てると節約になりますので、頑張って実行してみてください(^^)