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  • 執筆者の写真love karasu

修理を依頼する前に

修理のお問い合わせをいただいた時に、


「しばらく乗っていなかったので、タイヤの空気が抜けてしまい、両輪ともタイヤがペチャンコです。パンクかもしれないのでみていただけますか?」


と言われる事が多いのですが、実はこのケースは殆どがパンクでは無い事が大半です!


長期間放置していて空気が抜けた場合の殆どの原因は、「虫ゴムの劣化」である事がほとんどです。


虫ゴムとは、空気を入れる弁に付いているゴムの事です。下記の写真をご覧ください。




上記の写真の黒い部分が虫ゴムと言われるパーツです。長期間自転車を放置していると、これが劣化して破れてしまい、そこから空気が抜けていきます。


久しぶりに空気を入れてもすぐに抜けてしまう原因はまさにコレです。


ですので、長期間放置されて空気が抜けてしまっている自転車は、ますはここを交換しましょう!自転車店やホームセンターに行けば必ずこの虫ゴムセットは置いてあります。200円ほどです。


これを交換した後にとりあえず空気を入れて様子を見ましょう!翌日空気が漏れていなければそれで修理完了です!(^^)再び乗っても大丈夫ですよ!


空気が抜ける=パンク


と思い込んでいる方が多いですが、空気が抜ける原因はパンクだけではありません。そもそも、乗車時に何の問題も無かった自転車を長期間放置しても、大概空気が抜けるだけでパンクはしません!


ですので、長期間放置した自転車の空気が抜けている場合には、まずは虫ゴム交換して空気を入れて様子見するのがセオリーです(^^)


まずは!自転車店に行く前に自分で虫ゴムを交換してみてくださいね(^^)わずか200円ほどで済む場合がほとんどなので。


ただし、長期間空気が抜けた自転車を放置すると、タイヤが潰れてしまい、サイドのひび割れの原因になりやすいので、空気を入れる前に必ずタイヤもチェックしましょう。サイドなどがひび割れていたりする場合は、タイヤも同時交換の時期です。


適度にタイヤに空気を入れてあげる方が、もちろんタイヤも長持ちします。2週間に一度ほどは必ず空気を入れてあげて下さいね!(^^)

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