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  • 執筆者の写真love karasu

こうなれば本望

先日お客様のタイヤ交換をさせていただきました。


そのタイヤですが、こんな事になっていました。




削れすぎて中の繊維が見えています。即交換しました。


酷い状態のタイヤでしたが、実はこうなるまで使い切るのが実は本来正しい使い方なんですね。


ほとんどの自転車ユーザーの方は、空気を入れずに乗っているので、タイヤの溝が残っており、まだまだ数年は乗れるであろうタイヤを交換する事もしばしば。大体のユーザーは写真のようになる前にほとんどが、まずはサイド割れを起こします。そしてサイドカットが原因で中のチューブが著しく傷が付き、パンクを誘発させています。


上記の写真は一見使い方が荒いかのように見えますが

、しっかり空気を入れて運用している証拠です。空気を入れてしっかりと運用していれば、最終的にはこのようにタイヤの中央が削れてきます。


自転車のタイヤの寿命ですが、空気をしっかり入れるか入れないかで、実は数倍変わってきます。悲しい事に、空気を入れずに運用すると、僅か数ヶ月でサイド割れを起こす事も多いです。


空気をしっかり入れていれば、自転車のタイヤなんて、乗る距離にもよりますが、通常数年は 大丈夫です。私も学生の頃、入学してから卒業するまでの3年間、通学で使ったタイヤの交換は一回しかしていません。


学生さんは使い方が荒く、空気をほとんど入れてくれないので、まだまだ使えるタイヤを交換する事も多く、パンクも頻発させています。


皆さんもしっかり空気を入れて、写真のタイヤのように最後まで使い切るように心がけましょう!

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